納得しますか?新市庁舎建設単価5万円アップは民間業者へのヒアリング

2014年5月8日 00時47分 | カテゴリー: 活動報告

現在、横浜市では新市庁舎整備基本計画について市民意見募集が行われています。この基本計画では、昨年の基本構想と比較すると1㎡あたりの単価が35万円から40万円と5万円もアップしているのです。その試算の根拠となる文書が欲しいと思い、情報開示請求の窓口に行きました。文書名を特定するために担当者に繋いでもらうと、「そうした細かい試算の文書はありません。民間業者へのヒアリングによるものですから。」とのこと。アップの理由は、東京オリンピック前で資材と人件費が上昇していることと消費税が上がったことによるものだそうです。「それなら状況次第でもっと上がる可能性があるのではないですか。」と尋ねると、「そうですね。この金額は今の時点のものなので。」とあっさり言われてしまいました。

えーっ、ちょっと待ってください。今さら私がいう事でもないけれど、これは市民の血税で建てるのです。この間市は財政難を理由に様々な予算を削って来ました。前回の市民意見募集では建設に反対・否定的な意見が最多だったのです。今後さらに高齢化が進み税収が減少することは予測済です。また、東京オリンピックのために資材や人件費が高騰すること、それによって復興が遅れることへの懸念は繰り返し言われていることです。そうした状況の中で、横浜市は計画を変更してまで東京オリンピックまでに新市庁舎を完成させようとしているのです。どう考えてもあっけらかんと民間業者へのヒアリングで建設費を上げていく状況ではないでしょう。

誰だって古い家より新しい家に住みたいです。でも大金持ち以外は家にかけられる予算は限られていて、細かい検討を重ねて何とかその範囲でやりくりします。そしてよほどの理由がない限り、一番コストが高い時期に家を建てたりはしません。

横浜市が東京オリンピックまでに新市庁舎を完成させなければならないよほどの理由とは何なのでしょうか。詳細な検討と検討結果の公開もなしに、民間業者へのヒアリングで建設費が上昇することについて、あなたは納税者として納得できますか。