井上明子後援会総会&学習会「安倍政権下での市民社会の役割」を開催

総会で挨拶する井上明子

31日、後援会「井上明子とサポーターズ」の設立総会が開催し、全力で議席獲得を目指す決意を新たにしました。第2部として「安倍政権下での市民社会の役割」をテーマにNPO法人ピースデポの若きリーダー塚田晋一郎さんのお話を伺いました。

「積極的平和主義」の名の下に、国家安全保障会議を設置し議事録もとらない密室で事が決められ、新中期防衛力整備計画では自衛隊へのオスプレイの配備や日本版海兵隊が計画され、さらに武器輸出三原則の撤廃、集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法の制定、海賊対策と称して自衛隊の海外活動の拡大、防衛予算の増額、ODAでの外国軍支援解禁など、今や平和憲法はかなりの虫食い状態と言わざるを得ません。

しかし、世界的には非核兵器地帯「非核の傘」は拡大していて、南半球の陸地はほぼすべて非核地帯です。ピースデポでは北東アジア非核兵器地帯案を提唱していますが、藤沢市や逗子市では単なるスローガン化していた「非核宣言自治体」の意味を再確認する動きもあります。こうした自治体と市民が連携して、国の動きをけん制していく取組みが求められていると感じました。

また、学生を中心に行動する若者たちが増えています。かつての学生運動とは異なり一斉にシュプレヒコールなどせず、個人発でSNSを駆使して衆院選では選挙への参加を呼びかけたそうです。

こうした若者の新しい運動や専門家、NGOなどと連携し、軍事力への依存を強める安倍政権に対して、軍事力によらない平和の構築に向けた取り組みをこれからも進めていきます。