磯子市民ネットは活動の継続を!

神奈川ネットワーク運動 磯子市民ネットの会員です。神奈川ネットワーク運動が解散して新組織になり、磯子市民ネットは新組織に参加しないことを「機関紙かぜ」で知り、驚いています。

私は、政治は生活のなかにあり、市民参加の政治を進めることが政治を変え、民主主義を成熟させていくという神奈川ネットワーク運動の考え方に共感して、磯子市民ネットに入会し、応援してきました。また、カンパとボランティアよる選挙を誇らしく感じてきました。

解散については、「新たな神奈川ネットを考える検討会」の答申を受けて、運営委員会で議論され、反対意見があるなかで、採決で決定されたそうです。新組織は2期以内に選挙に取組んできた地域ネットに限られ、磯子市民ネットは構成員ではないとのこと。

選挙をすることこそが参加を広げる力であり、議員を生み出そうとしない地域ネットとは一緒にできないという判断なのかもしれません。議員が減少し予算が縮小したこと、組織の高齢化が進み時代に合った推進力が生み出せていないことが要因なのでしょうか。

しかし、地域ネットにはそれぞれ事情があります。それぞれの地域ネット・会員が、これまで神奈川ネットワーク運動に寄せてきた思い、積み重ねてきた努力を選別するのではなく、組織のなかの共生を模索し、多様な角度から参加型政治を推し進める組織であってほしいと思っています。

混迷する時代にあって、磯子市民ネットには、これからも自分で考え行動する主権者市民を広げる地域活動を続けていただくことを期待します。