しかし、選挙だけが政治ではありません。神奈川ネットは、日常の生活を政治につなげることの大切さを主張してきました。日頃から政治に関心を持ち、生活者の視点で税金の使い方をチェックすることが市民政治の原点です。5,698人の変革を求める市民の声は、しっかりと受けとめることができました。これからも地域でNPOや市民活動を実践している皆さんと連携し、市民生活の現場の声を聞きながら活動を広げていきたいと考えています。
統一地方選を終えて
市民の力で新しい政治を!
統一地方選挙が終わりました。磯子市民ネットでは永島順子を擁して市議選を戦いましたが、残念ながら議席を獲得することはできませんでした。磯子の古い政治を新しい市民の政治に変えようと訴えましたが、結果は県も市も世襲の自民党の圧勝でした。投票率も低く、また、震災後は駅頭アピールなども自粛せざるを得ず、新人には不利な状況でした。神奈川ネット全体でも、川崎市、相模原市、横須賀市で議席を失い、厳しい結果でした。震災の被災地の状況を見ると、市民が自治することの大切さを改めて痛感するところですが、地域政党や市民政治の意義を充分に伝えられなかったのは、私たちの力不足だったと思います。