山中市長と面談!
市長選で推薦した横浜の地域ネットメンバーで山中市長と面談する機会を得ました。
まず、研究者から政治家に転身したことについて感想を伺いました。重要なのは人と人とのコミュニケーションにより信頼関係を築いていくことだという点は変わらない。研究者は論文を書いて学者の間で評価を得るというものだが、市長は多様な市民に対峙して評価を得ることが求められるということでした。
次に山下ふ頭の開発について聞きました。今後、有識者や周辺地域の住民などで検討会を立ち上げてコンセプトを合意形成していくということです。私たちとしては、カジノ誘致を阻止できたことは大変良かったと評価している。開発については市長選でもいろいろなアイデアが出ていたので、ぜひ市民の声を聞く機会を持ってほしいと要望しました。
上瀬谷の米軍基地跡地での国際園芸博覧会(花博)とその後の開発についても聞きました。花博については、前市長のときに決まっていたことであり、国でも閣議決定されている。コロナ禍で疲弊している人々に潤いを与えるようなものにしていきたいということです。しかし、交通アクセスの運行事業者として市が要請していた横浜シーサイドラインは不参画を表明しました。私たちとしては、大規模開発や大規模イベントについては、コロナ禍で社会の状況が大きく変容し支持を得られるか、気候変動が問題になっているなかで適切な事業なのかなど疑問点がたくさんあると市長に懸念を伝えました。
中学校給食についても聞きました。今年度からハマ弁が給食扱いとなり、事業主体が民間企業から横浜市に移行しました。残留農薬や添加物、放射能等について検査し結果を公表してほしいという市民からの要望を伝えました。市長は食の安全と情報公開は大切であると認識しているということでした。
短い時間でしたが市長から直接お話を聞けたことは有意義でした。今後もこのような機会を持つことを双方で確認しました。