第19回定期総会を開催

改めて地域から生活者政治を進めよう

3月14日、磯子市民ネット第19回定期総会を開催しました。
来賓として、運動グループ以外に、チャレンジ基金第16期助成団体であるNPO法人Enjoyment、磯子区郷土研究ネットワーク、JR東労組横浜支部の方々にお越しいただき、地域のネットワークが少しずつ広がっていることを感じました。

昨年度は旧横浜プリンス跡地開発問題や放課後の子どもの居場所など、地域の課題に積極的に取り組みました。横浜市の放課後施策については問題点を整理し政策提案することで、2009年度予算に反映させることができました。

今年度は改めて、生活の課題を政治につなぐローカルパーティとして、地域の人々の参加を得て生活者政治をすすめていくために、まず様々な地域で意見交換の場をつくっていきたいと考えています。

磯子市民ネット憲章の議論では、磯子は、この50年の間に海とともに山をなくしてしまったこと、開港150周年を考え直すきっかけにしたいとの話がありました。近代以前に遡ると、磯子は縄文・弥生時代から権力の富の蓄積がなく、庶民の文化が息づいていました。

経済成長を目指す社会から持続可能な社会へと転換が求められている時代にあって、大勢の市民の力で、地域から新しい生活の豊かさをつくっていくことを確認しました。