オスプレイ直ちに飛行停止に! 県に要請書を提出

要請書を提出

11月29日に鹿児島県の屋久島沖で米軍横田基地所属のオスプレイが墜落事故を起こしました。事故直後、地元の漁師の逆さまになって機体から火を噴いて墜落したという目撃情報が報じられましたが、政府の発表は不時着水でした。その後米軍の発表に追随して墜落に変更しました。市民の目撃情報を確認せず、米軍の発表だけに従う政府の対応には不信感を抱きます。

事故同日に厚木基地では普天間基地所属のオスプレイが4機編隊で飛来し、小学生の下校時刻に上空を低空飛行していました。翌日には藤沢上空を飛来しているのを多くの市民が確認し、事故を危ぶむ声がそれぞれの地域ネットに寄せられています。

オスプレイついては、開発段階から事故が相次ぎ、安全性が疑問視されていました。2016年にも名護市東海岸で着水し大破する事故を起こしています。その後も大事故や緊急着陸が頻発していても、明確な説明がないまま飛行が続いています。

昨日、神奈川ネットワーク運動は神奈川県知事に次のような内容の要請をしました。

今回の事故原因の徹底究明と市民への情報開示、事故対策と安全性が確認されるまですべてのオスプレイの飛行停止の徹底を国に対し申し入れる。厚木基地をかかえる神奈川県として、飛来情報・離着陸情報の開示を防衛省に要請し市民に知らせる。市民からオスプレイの飛来情報を収集するなどして県独自のオスプレイ飛行状況の分析・把握に取り組む。

県は国の言いなり、国は米軍の言いなりでは、市民の不安・不信は募るばかりです。

県の基地対策課で面談